読んだ本を紹介するのはなんだかお尻の穴を見られているようで恥ずかしいのですが、あまりネタもないことですし(笑)、最近読んだ本の中で面白かった一冊を紹介させていただきます。
ということで本日ご紹介させていただきます一冊はこちら!
芸人さんの五明拓弥氏が名だたるクリエイターと対談形式で綴っている「全米は泣かない」でございます。
これ、タイトルでずっと読みたいと思っておりましたので、その意味からも、この本はその時点で秀逸である(キャッチコピーやネーミングなどに興味があれば)と言えるでしょう。
内容は、著者の五明氏がクリエイターの皆様に「どうやって名コピーを生み出したのか」「コピーやタグラインを考える際のこだわり」「アイデアが出ない時はどうやって捻りだしているのか」などをインタビューし、それぞれの「考え方」などを引き出していくという、これからコピーライターを目指したい人や、現状でそのような仕事に携わっている人などにはかなり参考になる内容でございました。
それはとりもなおさず、僕のもう一つの本業である「スキー教師」という、まさに「ライブ」でお客様と言葉のやり取りを必要とする職業の方にも当てはまるものでございまして、読み終わってすぐに思ったことは、どのような職種にせよ、コミュニケーションの成否が大きく影響してくる職業の方には「絶対に読んで欲しい」という感想でございます。
ラストには同じ芸人さんの先輩で芥川賞作家の又吉直樹さんとの対談もあって読み応えもバッチリですので、興味あるお客様はご一読ください(*^^*)
全米は、泣かない。 [ 五明拓弥 ]